命婦のおとどたち

一条天皇は飼い猫に五位の位を授け「命婦のおとど」と呼んで溺愛していたそうです。

清少納言の枕草子に記載があります。(命婦のおとどのせいで災難に遭った犬の話ですけど。)

ところで、位が五位以上は「貴族」と呼ばれる高い身分なのだそうです。なんと。貴族。猫さまが。

平安時代から人間は猫に征服されていたのかもしれませんね。

こちらは主に管理人が、たまに秀明さんが、猫・・・つまり「命婦のおとど」たちについて無駄話をする

コーナーです。


vol.6

Hideaki Sato
Hideaki Sato
友人に獣医がいる。
昔から動物が好きで,独身時代から数匹の猫と寝食を共にしていた。
外野席からは「結婚はできないだろう」
などと言う声が聞こえて来たりしたが
いつのまにか、やはり動物好きの美しい獣医さんと結婚していたのだった。
Hideaki Sato
Hideaki Sato

 

彼は散歩の途中で病気の猫がいたりすると、自身が経営する動物病院へ連れ帰っては面倒をみるという優しい先生なので、

行倒れや交通事故にあった猫や犬が

よく持ち込まれる。

それらの動物は飼い主がいないので結局病院で面倒をみることになってしまうのだ。

Hideaki Sato
Hideaki Sato
事務室や廊下を闊歩する猫がいたりする
病院なので写真を撮らせてもらう事にしたが、ほとんどの猫は人間不信に陥っているようでなかなかレンズの前で僕を喜ばせるパフォーマンスを見せてくれない。
スタッフの女性にはよく懐いているのだが友人の先生にはどうしても懐かない犬や猫がいたりするのは注射針を持つ先生が恐いのだろう。
Hideaki Sato
Hideaki Sato

 

何度か通って

仲良くしてもらうしかないのかな。

 

 

 

 

 

2019/12/13 佐藤秀明

 

vol.5 ほめ言葉しか聞こえない

 

人間サイドが迷惑だと思うことを猫さんが

しでかしたとき、猫さんを怒ったり、声を荒げたり、体罰を加えたりしても全く無駄ですよね。

 

人間サイドにとって困った行動・・・猫さんサイドは困っていない・・・から

 

人間サイドは困りたくないなら困りごとが起こらないように工夫すればいいだけです。

人間、あきらめが肝心です。

無駄なことはやめましょう。

 

一方、褒められるのは大好き。

そして褒めてくれる人も大好き。

褒めて褒めて褒めまくって、猫さんに「大好きな人」認定してもらえれば、猫さんはそれなりに忖度してくれるような気がします。

アイツが困るみたいだからやめとくかニャー

とか。

猫さんが気を遣ってくれているような気がしますよね。

気がするだけかもしれませんけど、そんな気がするだけでも幸せな気分になれちゃうのが猫の飼い主ですよね。

もはや「飼い主」という言葉が適当なのかも分かりません。

もっとしっくりくる言葉が他にあるのかも。

何でしょうか。

 

『下僕』??

2019/12/12 管理人(写真:自宅開放型保護猫カフェ 看板猫 ラムちゃん)

vol.4 尾道ノ子猫

Hideaki Sato 尾道
Hideaki Sato 尾道

坂上の公園で子猫と出会った。
人懐こい猫で盛んに戯れ付いて来る。
いっときこの猫と遊んで公園を後にしたのだが、僕の後ろ姿を見送ってくれてるのか,少々後ろ髪をひかれる想いがした。
「とうちゃん 連れてって」と言われたような気がした。

2019/11/19 佐藤秀明

vol.3 影猫

 

ーー影猫ー。私の造語です。

猫って・・・とひとくくりにされがちですが、

色々な性格の猫さんがいます。

種類や毛色の違いと性格の違いが関連付けされたりします。

それについては個人的な意見ですが血液型占いや星座占いなどと似た感じかなと思います。

何といってもやはり個体差でしょうか。

 

そんな個性的な猫さんの中には、おうちの中で飼い主さんの後を一生懸命追いかけてくるタイプがいます。

うちにもいます。

 

彼らの「飼い主追っかけ」の情熱が尽きることはありません。

家中どこにでもついてきます。

立っているときは足元に控え、座っているときは寝転がって寄り添ってきます。

お布団に入ろうものならチャンスとばかりに密着してきます。夏も冬もです。

そんな風に密着されていると、もちろん事件も起こります。

寝ているときにポーズを変えようとしてパッコーンと顔を蹴っちゃったり

家の中で歩きスマホをしていたらシッポを踏んづけちゃったり。(歩きスマホはいけませんな。)

しかし彼らはそんなことではめげません。

蹴られても踏まれても、そんなことはなかったかのように嬉しそうにどこまでもついてきます。

いつでもどこでも、影のように付いてくる猫。名付けて『影猫』です。

猫って気ままな生き物・・・いえいえ。影猫出現率は結構高いようですよ。

私がこれまで飼ってきた猫の半数は影猫です。「うちの子も」という話も結構聞きます。

 

影猫と暮らしていると家の中で猫が影のように付いてくることがあたりまえになります。

そんな猫に死なれてしまうと、普段の生活で猫に気を付けて動くクセだけが残ってしまうので

ふとした時にとても切なくなります。ああ、もう、猫に気を付けなくてもいいんだなぁと。

そんな時、いっそ飼い猫に取り殺されても良いかなと思うのは、猫の飼い主あるあるですね。

まあ、飼い猫としてのんびり猫生を送った猫にそんなダークパワーがあるはずもないのですが。

2011/11/19 管理人 (写真:管理人飼い猫 忠相)

vol.2 猫もたくさんいたが犬もいた尾道

Hideaki Sato  尾道
Hideaki Sato  尾道

 

どこからかの視線を感じて見上げると

二階の窓からこっちを見つめているワン公がいた。


しばらく静かに見つめ合ったのだが

目をそらさないので薄気味悪くなって

その場を立ち去った。

2019/11/13 佐藤秀明

vol.1 仔猫と大人猫

 

日本では猫を飼うなら仔猫から…というのが普通です。

確かに仔猫は可愛い。

小さくてふわふわしていてお顔もお目目もまんまるで。

声も可愛いし体も華奢で繊細だから大切にしないとこわれてしまいそう。

そして仔猫から飼った方が懐いてくれるに違いない…。

 

しかし私、仔猫にほとんど興味がないです。

そりゃあね、可愛いとは思いますよ。

でも何といいますか、面白みには欠けるかな。

まだ猫さんごとの性格などの個性がはっきりしないからかもしれません。

仔猫たちは、食べて、寝て、遊んで、甘えて、可愛くいることがお仕事ですからね。

可愛いだけで充分なんですけどね。

その点で大人猫さんは、猫生の苦労なんかも体験しちゃってますから、なかなか味わい深い性格がはっきりくっきりしています。

 

例えば写真の子たちですが、一枚目の写真は1歳くらいのシマミケちゃん。人も猫も大好きで甘えん坊の遊び好きさん。天真爛漫なお姫様です。

 

二枚目の写真の子は2歳くらいのさび猫ちゃん。

物静かで甘えん坊だけど甘え方が慎み深い猫さんです。

人に撫でてもらえる順番がやっと自分に巡ってきたからすごく喜んでいると、天真爛漫なシマミケちゃんがグイグイ横入りしてきます。

普通の猫さんなら「ブッシャーーーッ!!」なんてコーフンして見せますが、さび猫ちゃんはそんなことしません。静かにそっと体を引きます。

シマミケちゃんにナデナデを譲ってあげます。

なんとまあ、愛おしい。

2ニャンとも色々あって現在は新しい飼い主さんとの出会いを待っている最中です。

大人猫は懐かないと思われがちですが、そんなことはありません。

シマミケちゃんもさび猫ちゃんも、新しい飼い主さんにデレッデレに甘えるようになる気がします。

もちろんこの子たちとは違って、これまでの猫生がハードだったりすると、ヒトにすぐに心を開けない猫さんがいるのも事実です。

 

仔猫ちゃんは可愛いです。それは否定しません。

でも大人猫さんを迎え入れるということが、今よりもっとずっと普通になるといいなぁと思います。

2019/11/11 管理人  (写真:ネコリパブリック池袋店 1枚目・こまちちゃん 2枚目・くるみちゃん)